未来への架け橋SDGsを
岡山から世界へ
最 優 秀 賞
268/315点
岡山県立東岡山工業高等学校
電子機械科
おめでとうございます。
皆さんも感じたと思いますが、工業高校、専門学校ですよね。この力の凄さというのを本当に感じさせてもらいました。特に工業高校の中に専門領域がいくつもある中で、そういう人たちがチームを作って専門じゃないことも経験できたから良かったみたいな話も途中にあったと思うんですけども、そういう意味で素晴らしかったと思います。
壮大な宇宙を睨んだ話ということで本当に高校生の皆さんが取り組むにはふさわしいものだと思います。尚且つすごく足元、現実も見ながら魚が育って食べられるのが楽しみだという現実の楽しみもあったりして本当に素晴らしいえ発表であったと思います。ご苦労様でございました。
質疑応答
審査員 柏原 拓史 氏(以下 柏原氏)
ありがとうございました。ワクワクしながら聞かせていただきました。私も個人的にアクアリウムをしていたりとか、モズクガニも自分で捕って食べますし、色々楽しいところ満載で聞かせていただきました。
まず皆さん、すごく楽しそうに発表していただいて、実際にされているところもすごい楽しいんだろうなと思うんですけど、自分はここに一番ワクワクしてるんだみたいなところがあれば、教えていただいてもいいですか。
発表者1
私がワクワクしているということはアクアポニックス好適環境水を使ったアクアポニックスで育てたバナナがいったいどのような味をするのかが一番ワクワクしています。好適環境水は塩分を少し含んでいるため、そのまま甘いのか、それとも少ししょっぱくなるのか。非常に気になっています。なので卒業後も育った場合には訪れてぜひ食べてみたいです。
発表者2
自分はタマカイを今育てているのですが、そのタマカイがどのように成長して、どのような味になるのかっていうのを楽しみにして育てていて、自分も卒業後に訪れて食べられるようにしたいなと思っています。
発表者3
僕は、この好適環境水を使って海水魚と作物を育てるという試みは、世界的にも何か例がないらしいので、本当にこれが成功した時には、自分たちの高校がそういう世界初を取ったみたいな。そういうのがあると考えたらすごいワクワクしています。
柏原氏
はいありがとうございます。ワクワクすごい大切だなと思います。
もう1点だけコメントにも関係するんですけど、皆さん最後に「手のひらに乗る地球を作る」すごくワクワクするキャッチコピーだなと思うんですけど、一方で人間のロマンでありながら、人間が自然をコントロールしていいのかとかですね。
どこまで人間が欲と自然のあり方をどう考えるのかっていうところは、永遠のテーマかなと思うんですけれども、どなたかお一人、その中で何を大切に忘れちゃいけないかと考えているかを教えていただけますか。
発表者
何を大切にしたらいいか。やっぱり自然との関わりの上で、自然環境の生き物たちの命を最も大切にすること。最も大事にしていくことが必要だと考えています。今取り組んでいるタマカイたちを繁殖させることも、その中でタマカイを繁殖して、それをむやみに海とかに放ったりしないように、きちんとそういうところは分けて行う方がいいと思います。
柏原氏
ありがとうございます。非常に嬉しいなというところで聞いていました。ぜひですね。これからこの取り組み自体は、本当に多くの人たちがワクワクするというか、ロマンを感じるっていうところもあって広がっていくと思いますし、広がっていって欲しいなという風に思っています。一方で、だからこそ、私たちは傲慢になってはいけないと、自分たちで一歩引いて常に自問自答するということがこうSDGsを推進していく上でも、すごく大切な視点なのかなと思います。また一方で皆さん若いので、ある程度の欲求に素直になっていいと思うんですよ。これが食べたいバナナが食べたい味わいたい。絶対送ってくださいぐらい、交通費出してくださいぐらいでもいいと思いますし、そのバランスを取りながら自分に自問自答するっていうことが社会課題を解決していく時にすごく大切になるのかなというふうに思いました。 私も是非見学に行かせて欲しいなという風に思っています。ありがとうございました。
優 秀 賞
岡山県立玉島商業高等学校
岡山県立玉島商業高等学校探究チーム(タマタン)
優 秀 賞
岡山県立津山商業高等学校
チームつしょうがみそ!
特 別 賞
倉敷市立玉島高等学校
コノヒトカン物語
特 別 賞
岡山県立玉島高等学校
玉島SDGs高校生Ambassador
特 別 賞
岡山県立林野高等学校
林野高校断熱改修プロジェクトチーム